東方儚月抄と封神演義の意外な共通点
ええと、漫画版の単行本未収ネタバレ要素がありますので注意してください。小説版・四コマ版の内容のバレはない筈。
風呂につかりながら、ふと思ひ当たった。
- 女禍 → 綿月姉妹
- 蘇妲己 → 西行寺幽々子*1
- 元始天尊 → 八雲紫
- 太公望 → 博麗霊夢(霧雨魔理沙、他吸血鬼組)
- 武王 → 蓬莱山輝夜*2
- 桃 → 桃
- 酒 → 酒
- 如意羽衣 → 依姫の神下ろし能力
- 山河社稷図 → フェムトファイバー
- 四宝剣 → 豊姫の能力(量子論的解釈)とそこら中のものを素粒子にして浄化する扇
- 崑崙山II → 紅魔館謹製ロケット
- 蓬莱島外壁 → 外の世界の月
- 蓬莱島ワープ後 → 幻想の世界の月
- 大・大・大宝貝大会 → 依っちゃん無双
- 殷周易姓革命・仙界大戦 → 第二次月面戦争
と置けば、儚月抄の後半と藤崎竜版「封神演義」の蓬莱島篇には驚くほど共通点がある。といふより思ひついた自分が一番びっくりした。何せ蓬莱ですぜ?
とすれば、仮に儚月抄を少年漫画的なノリで進めたとしたら、蓬莱島篇のといふのは一つの未来だったのかも知れない。実はお前と私達は元々一つの神だったのよ! な、なんだってー!! かくして月と幻想郷は一つに繋がり、霊夢は消滅(と見せかけて茶飲み傍観者に)、幻想の住民達は神だか妖怪だかよく分らない存在となる。世界から穢れと清浄の境界が消滅し、此の世は新たな時代を迎へる……。うん、無いわ。その結末は今の東方では有り得ないわ。
なるほど、そりゃあ久樹が別に違和感を持たなかったわけである。