無題

興味深い考察。
苦界と呼ばれるこの世の中、長生きしたいと考へる人間は、実のところそれほど多くないのかも知れない。

私は、生きていても死んでしまっても、結末はさう大して変らないのではないかと思ふ。人生は確率的に良くも悪くも変化するとはいへ、死なう死なうと考へながら生きてゐたところで、さほど積極的に人生が好転する見込みは薄さうだ。でも、小町に突き落とされたり映姫様に叱られるのは嫌ではあるな*1

*1:だから担当が違ふって。この国ならきっと、もっと現実主義者で事務的な死神と閻魔様が担当してゐる事だらう。