心に残る幻想の童謡[2] 永夜の光

替歌は推敲の息抜きと練習に良い気がしてきた。……まあ、下手だけど。

原曲:蛍の光

蛍の光 夜雀の歌
文編む月日 重ねつつ
夜明の刻(とき)を 過ぎけれど
沈めぬ真(まこと)の 月求め

止るも撃つも 弾遊び
渦まく星屑 閃(ひか)り薙ぎ
二重の陣の 隙間縫い
先にと残し 進むなり

遠きも近きも 波のこと
惑いて歩む 永久(とわ)の道
意(こころ)の姫君 狂おしく
永夜に還せ 旧き月

草木も眠る 丑三つの
蓬莱に飽く 人の形(しろ)
輝夜の肝を 噛みしめつ
月まで届け 不二の火よ

【評】原曲の風情が全く生かされていない。全体的に中二臭い。40点。