中島みゆきの歌をもし東方の弾幕風に表すとしたら

中島 みゆきと東方Project――どこをどう考へても層がかぶってゐるとは思へない両方のファンである久樹が、Extraが中々クリア出来ない気晴らしに「もし中島 みゆきの歌が東方に出てくるとしたら、一体どんな弾幕になるだらうか?」と妄想してみた。ちなみに符名は適当。

逢魔「あぶな坂」(私の声が聞こえますか 1976年)

諏訪子通常弾幕1の長い版。端から端まで。そして段々速く急になる。符名通り事故率高さうだな。

正直「真直な線」(みんな去ってしまった 1976年)

余りにもそのまんま過ぎるw どうせなら「天網蜘蛛捕蝶の法」も裸足で逃げ出すやうなとんでもないレーザーの量でやってみるとか。あと、偶数回は曲線で。

信天「あほう鳥」(愛していると云ってくれ 1978年)

カタディオプトリックの中盤のやうな塊弾が、スターボウブレイクのやうにゆっくり加速して降りてくる感じはどうだらう。

「世情」(愛していると云ってくれ 1978年)

大江山颪の真横版みたいな。「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」のやうに同時ではなく。加速弾だとなほそれっぽい。

執心「追いかけてヨコハマ」(おかえりなさい 1979年)

うん。普通に「宝永四年の赤蛙」……いや、「スワローテイルバタフライ」だな。

「くらやみ乙女」(回帰熱 1989年)

まづ自機狙ひの青弾が側壁から一斉に射出。それをかはした後白レーザーが回転し、外し弾の赤弾の塊がどかどか登場してきさうである。挟み弾なのにレーザーで動かざるを得ないといふのは何とも恐ろしい。

「思い出させてあげる」(10WINGS 1995年)

……いや、普通に……あー……うー……ぐばー!

籠姫「ダイアモンド・ケイジ」(10WINGS 1995年)

カゴメカゴメ」のやうに(でももう少し抜けやすい)十字に白弾が出現。そしてちょうど「スカーレットシュート」のやうな避けきれない塊弾が「狙ひ」と「外し」の交互に飛んでくる。檻の中に籠もってゐても、抜け出しても当たる不条理さ。

彷徨「羊の言葉」(日─WINGS 1999年)

一発目、とんでもなく速い自機狙ひが飛んでくる。そこで溜め音(橙とかがよく出すアレ)と間があった後、更に速い外し弾。一発目の続きで自機狙ひがくると思って動いた瞬間に被弾。所謂「初見殺し」

忘却「粉雪は忘れ薬」(短篇集 2000年)

ケロちゃん風雨に負けず」のごとく白小弾が雨あられと降ってくる。しかも減速するため、最下段は小弾が積もっていく感じ。あー、さうさう。うん。アレだ。あの娘のアレだ。

転回「MERRY-GO-ROUND」(短篇集 2000年)

「アルティメットブディスト」のやうな回転レーザー+自機狙ひ。但しボスも一区画に入って一緒にグルグルグルグル。

冬鳥「ツンドラ・バード」(心守歌−こころもりうた 2001)

耐久スペル。「生者必滅の理」、或いは「リポジトリ・オブ・ヒロカワ」の自機狙ひやうな動きで白弾が飛んでくる。弾はかなり減速し、長く停滞する。ラスト10秒で発狂し、画面中が真っ白に。切り返しにしくじると弾に囲まれてピチューン

択一「フォーチュン・クッキー」(転生(TEN-SEI) 2004年)

「謙虚なる富者への片恨」みたいに、分裂して外れの方を攻撃したらエライことになる感じ。3体、4体と増えていき、正解は自機に依存。……範囲攻撃系に配慮しないと無理弾幕になりさうだな。


また何か思ひつき次第追記する。