人気芸封印 若手コンビの苦悩(レギュラー)

ふるさとはどこですか:/4 人気芸封印 若手コンビの苦悩 - 毎日jp(毎日新聞)

レギュラーとはあるある探検隊といふフレーズで一世を風靡したお笑ひ芸人、らしい。人の名前を覚えることが極端に苦手な久樹に言はせれば、「そんな人もゐたっけ」程度の認識だった。何分、昨今の芸人と言ふのはネタ単位で消費されていくので、「名前」を覚えるよりも「ネタ」で覚えた方が効率的だからである。つくづく「人を消費する」社会だと思ふ。

ところで、このレギュラーといふ芸人もやはり一発芸で当たっただけに、それが「消費」されてしまった今ではすっかりTVで見かけなくなったと言ふ。元々、彼らも一発ネタが長く續かないことを認識してをり、危機感を持ってゐたやうだ。だから、敢へて流行りの持ちネタを封印したらしい。

久樹は漫才を見ないので、彼らの持つ潜在的な面白さも苦悩もよく分らない。分らないが、「ネタ」ではなく「自分といふ人間」で勝負していかうといふ気持ちは理解できるし、頑張ってほしいと思ふ。自分に出来ることは殆どないのだけれど。