夢違修羅場祭
間に合せ、幻想の空をゆく、船追う春野の弾遊び 降りゆくは、儚き星霜か 疲れしば、書(ふみ)に聞く、胡蝶の由良舞う夢落ちて 流れゆく、光と陰刻み (夜が明ける。意識無き闇の淵から夜が明ける。 私は幻想の娘と楽しく一緒に遊んでいたわ。 とても楽しい時間だった。いつもいつまでも笑っていた) 妄想か、頭上の楼閣なのか その日迄、この夢、頒布の夢 (……こんなに笑っている自分を最後に見たのは一体いつだろう。 感じた事もない不思議な衝動、不思議な踊り、どうやら今日は締切りらしい。 私は、いつからこんな発狂寸前のスケジュールを組もうと思ったのか) 間に合せ、旭日に崩れ待つ、己の魂弄び 刷りゆくは、心か原稿か 折り挟み、留め刻み、連ねる夢成す幻想よ 願わくば、八尋に広ぎ満て 間に合せ 間に合せ 夏の盂蘭盆 陽炎の屋に 集いし夢 三日限りの 修羅場祭
ガチなのかネタなのか判断に苦しむところが実に修羅場っぽいですね。