博麗神社例大祭サークル参加者の心得についてまとめてみた(第七回版)
例大祭にサークル参加する人向けの情報です。島中の初心者向け。自分もいちサークル参加者でありますから、どちらかというと自戒をこめてます(^^;
一般参加者については忙しい人のための博麗神社例大祭参加の心得(第七回版)をご参照下さい。
サークル案内を熟読する
基本ですね。スペースの位置、搬入の仕方、見本誌の話、その他の書注意など、全てイベントに参加するために必要な事が書かれています。
代表だけでなく、手伝いの人にも必ず内容を熟読させ、理解し覚させて下さい。また、当日もチケット一緒に会場へ持っていくようにしましょう。
サークルもまた参加者である
一般参加、サークル、スタッフ……それぞれ立場は違えども、全て同じイベントを作り上げる参加者です。
とはいえ、同人誌の即売会イベントなのですから、サークル参加者はある意味『主役』の立場です。特に、今回は抽選に漏れたために出たくても出られなかった人がいるということを肝に銘じて、楽しく充実した一日を過ごせるよう、出来る限りの準備をしたいものです。
朝の挨拶はしっかりと
お互い一日を共にする同士です。注意していても、ひょっとしたら何か迷惑をかける事があるかも知れません。
お隣のサークルやスタッフとは、気持ちの良い挨拶を交わしたいものですね。
多少の釣り銭はなるべく準備しておく
基本的に同人イベントは小銭を準備して持っていくのがマナーですし、大抵の人はそれを守ってくれますが、それに甘んじすぎるのもどうかと思います。最悪1万円を出されても対応出来る程度の小銭は準備しておくのが良いでしょう。
見本誌の提出があります
例大祭では新刊の見本誌を提出しなければなりません。サークル案内をよく読んで、スタッフが巡回に来るまでにすぐ出せるよう準備しておきましょう。
誕生日席は過搬入に注意!
誕生日席というのは嬉しいものです。ついつい多めに刷ってしまいがちですが、誕生日席の頒布スペースは島中とそれほど変わりません*1 特にかさばるものを搬入する場合、過搬入には十分気をつけて下さい。
列整理はサークルの責任
まあ、チケット2枚ではどうしたところで限界があるにしても、原則としては自分のサークルの行列は出来るだけ自分のサークルで対処するべきです。
特に待ってる人が隣のスペースにはみ出させないよう、十分に注意して下さい(案外、気になるものなんですよ……) 雑談に熱中して他の人に迷惑をかけないようにしましょう*2
立ち読み中に後ろでのぞき込む人が居たら、先にそちらの人に話しかけるなど、自分が買う立場だった時のことを考えて行動出来る人になりたいものですね。
配置番号とサークル名を判りやすく掲示する
最初にスペースへ来たとき、机の上には、配置番号とサークル名の書かれた紙が貼ってあるはずです。しかし、敷物を敷いた際にこれを隠してしまって、開場時には見えなくなっているサークルが多数見受けられます。
このために、目当てのサークルを捜して何度も同じ場所を往復している参加者もいて、通路の渋滞の原因にもなっています。渋滞が悪化すれば、ひいてはあなたのスペースに来てくれる人が減ってしまうことを意味します。
配置番号とサークル名は、あなたのサークルを見つけるための第一の看板です。出来ればPOPなどを用意して、しっかりアピールすればお互い幸せになれるのではないでしょうか。
スペース内から物や人を溢れささない
これは私もしばしば反省するところですが、特にコミケや例大祭など大きなイベントでは、島中に人や物が溢れかえり、通行もままならないような状況が常態化しています。
もし荷物が多くなりそうなら、椅子をたたむ、鞄をまとめる、積む、など、効率よくスペースを活用する方法を考えるべきです。また、荷物の場所を考えると、島中に入れる人数はせいぜい1スペースに2、3人までです。
知らず知らずのうちに隣や後ろのスペースに迷惑をかけていないか、よく見てよく考えて一日を過ごしましょう。
しっかりと自分をアピールする
なにせ4000ものサークルが参加するのです。それを半日という短い時間で全て見て回る――というのは、自分が一般参加者という立場に立って見ても不可能でしょう。
そういった事情もあって、東方界隈は、他の界隈と比べて情報の交換、共有する場が非常に発達しています。また、各種のまとめやリストも充実しています。
判りやすい場所でアピールを
基本的に、事前情報はWebサイトの閲覧が中心となりますが、巡回している人にとって、1サイト辺りにかけられる時間はせいぜい数十秒です。
自分がどこでどういう物を出すのか、どんなところを、どんな人に見てもらいたいのか。そういった相手に訴えかけるものをハッキリと判りやすい場所に明示するのが大切なポイントです。
サイトを見たけど、どこに頒布物の情報があるのかサッパリ判らない……となれば、せっかく良い作品を作っても誰にも見てもらえないという残念なことになりかねません。
まとめている人にのっかってみる
テーマが合うなら、まとめを作っている人へ積極的に掲載してもらうよう依頼するのも良いでしょう。多くのまとめ作者は自薦他薦問わず情報提供を歓迎しています。
あまり自薦するのは……と気が引ける場合は、匿名でそっと伝えても良いと思います。まあ、実際まとめる側は全く気にしてませんけどね(そもそもそんな余裕がない(^^;)
スペースのディスプレイにも拘ってみる
サークルスペースも、単に本が置いてあるだけではそのまま素通りされてしまいがちです。
よく言われるのは、新刊を本立てに置くなど「立体的な配置」を意識すると効果的という話。先にも言ったPOP(看板・ポスター)なども、しっかり作りこんでいれば「それだけ熱意があるのか」と興味を引くきっかけになるでしょう。あらすじなどが書いてあるとなお親切ですね。
ある意味、こういったことを、ああでもないこうでもないと試行錯誤するのがサークル参加の醍醐味です。是非いろいろな工夫を凝らしてみて下さい。
ただし、あんまり積み過ぎて崩壊事故などを起こさないように……。
逆に呼び声は控えめに
同人イベントはフリーマーケットなどとは違って、過剰な呼び声はかえってマイナスの印象を与えがちです。そもそも、隣にも同じサークル参加者がいて、売り上げ競争しているわけではないということを忘れないで下さい。
全く沈黙されるとそれはそれで……という場合もありますが、基本的には、相手が興味を持ったかなと思ったときに「よろしければ手にとって見ていってください」と水を向けるくらいがちょうど良いと思います。
もちろん、笑顔で応対する方が買い手としても気持ち良いですよね。
スケブを受ける時は目印を聞いておく
まあ、これは渡す側が考えるべき話ではありますが、誰のスケブか判らず最後まで残ってしまったり、間違って渡してしまうなどのトラブルが時折見受けられます。
スケブを受けるなら、受けるなりの責任を持つようにしましょう。
宅配搬出はお早めに!
初めての人にとっては意外な落とし穴ですが、イベント終了後の宅配搬出列はシャッター前の大手サークルに匹敵する超大行列となります(1時間待ちとかザラです)
梱包と伝票記入を済ませてから並ぶのは勿論のこと、早めの見切り搬出や自力搬出も含めて十分にご検討ください。
結局どのくらい持っていけば良いんだろう?
全く出ないかと思えば午前中に完売してしまって申し訳なかったり、かと思ったら全然売れなくて涙目になったり……。
正直、イベントによってサークルによって様々です。コミケよりも出るところもいれば、他のイベントの方が良いというところもあります。さすがにこのさじ加減はあなた自身が判断しなければなりません。
まあ、基本的に過剰な期待は禁物です*3。まったく初めてという方は、最悪半分残っても泣くだけで済む量に留めておくのが無難でしょう。