博麗神主ことZUN氏、ネットスターにご登場
録画してないから、忘れないうちにまとめる*1
再放送は9/7(日)の23:50〜と9/12(金)の11:00〜どちらもBSHiにて。これは録画する。「夏休み増刊号」は総合テレビで再放送したらしいので、こっちもしてくれるかなー。
- ザ☆ネットスター!はNHK BS2の番組で、毎月第一土曜の0時から放送中。サイトを見ても分る通り、一見HNKとは思へぬ*2雰囲気で、主にネット上で流行してゐるものを紹介する番組。
- どこぞの番組と異なり、ネット上の文化をかなり好意的にまとめる。といふか、むしろさういふノリで番組が進行する。適度なグダグダ感も狙ってる感じ。
- 東方Projectは番組内の一コーナーで紹介
- 番組内に霊夢と魔理沙の人形有り。
- 靈異伝から紹介。この時のBGMは「赤より紅い夢」霊夢・魔理沙(両方とも地霊殿ver)も主役として紹介。
- 黄昏フロンティアの名前は出ず。
- 地霊殿のプレイ画面登場。ヤマメさん大活躍。本編ネタバレしないところはさすが。登場スペカは罠符「キャプチャーウェブ」、難易度は多分Normal
- 東方の同人誌が何冊か登場
- コミケの風景登場。西館の1/4を占めた点も触れられる。何人かのインタビューもあるんだが……もうちっと人選べよwww
- あー、どうでも良いけど、マップ持ってる人一人だけ見つけられた。嬉しい。
- 二次創作が容認されてゐるのが東方の人気の高さのひとつと紹介。ニコ動の動画も何点か出る(Help me, ERINNNNNN!!とか)
- あと、多分東方幻想板だと思はれるスレ一覧も「二次創作」の紹介で出た。
- ゲストの白田 秀彰氏、東方は今まで知らなかったが、やってみたら避け方を見つけていくパズルゲームみたいだなと感想。
- 白田氏、その後学生の東方ファンから二週間みっちり講義を受けた……らしい。
- 白田氏、下手なことを言ふと怒られる……と、番組的にもかなり慎重だった点が言及される。難しい界隈だもんね。
- 白田氏、東方のファンはそれぞれ自分なりの幻想郷観を持ってゐる。そしてそれらが共存してゐるのが東方の魅力。それを支へるのは、ネットの存在。
- 神主ご登場。なんか緑で厄い感じ。ていふか相変らず細いなー。TV初なんだって。何故か登場時のBGMは「童祭」ではなく「妖魔夜行」
- 東方には元ネタがあり、自分は二次創作だと思ってゐる。だから、その東方の二次創作を禁止する理由もない。もっと自由にやって欲しい。そのお陰でかうやって麦酒も飲めてるからw(要約)
- 概ね発言は一橋大の「幻想伝承」と変はらない印象。この辺りが現状のスタンスと見て間違ひないやうだ。
- 「ビール」の文字が貼った鞄のストラップ? が映される。
- レイヤー集合でVTR締め。
- スタジオにも霊夢と魔理沙レイヤー登場
私の感想では、スタッフにも「どうやって紹介するのが一番良いのか」迷いがあったといふ印象。ゲストの発言も慎重で、ある意味少し「ネットスターらしくない」感じも受けた。
とは言へ、ここまで東方を好意的に取り上げてくれたメディアはかつて無かった*3 本編から周辺までを知らない人に説明するには丁度良いバランスだったと思ふ*4
別のコーナーでMADの魅力、そしてその問題と解決への動きについても紹介されてゐたし、NHK GJと言っておきたい。
反省会動画感想
番組の反省会動画をみた。
アレだ。普通にヲタの茶話会だが、白田先生暴走気味。でも良いことを言ってゐる。東方話は三話目辺りから。
- 随分前から東方を取り上げて欲しいと言ふ話はあった。でも、難しかった。
- コミケを撮ったのは界隈の盛り上がりを絵的に分り易く伝へるため。それはTVらしい捉へ方。
- 矢張り参加者も「慎重に話してゐる」事は認識されてゐた。それは「怖い」……のではなく「ネットの全体など誰にも分らない」から。だから自分の視点でしか話せないが、それに「違ふ」と考へる人もゐる。
- ていふか、
めったなこと言うと東方ファンにフルボッコにされるんで
とか、流石に教授ともなれば慎重にもなるわな。
- ていふか、
- でもまあ、さう思った人はネットに書くよねwと突っ込み。
- 分ったのは、原則として「これが東方なんだ」って言っちゃいけないんだといふこと。人それぞれに東方の世界の見方・楽しみ方がある。
- 素晴らしい。さっきは「何とか氏」とかいって済まなかった。
- パッと見ハードルが高く見えるが、とっかかりから遙か深淵まで楽しみ方が色々ある。
- 白石氏、ネットスターからの原稿を見た感想、「何も考へてないよねこれw」
- 同人と商業主義について言及もあった。
- 学術出版って印税もらへないんだ。
- 中間搾取イラネ論まで……って、おいおいNHK良いのかよw
- 同人誌を出す意義とコミケの意義についての話も登場。オフ会とか、祭の感じ。すげぇタイムリーだな。コミケは盆と暮れ。日本にとって「挨拶」をする時期。
- コミケ挨拶論は新しいな。覚えておかう。
- コミケ特区を作れあ良いぢゃない論。
- その後6話目にて番組内ではほとんど喋れなかった。ほんこーん氏登場。やっぱり上手く喋れてない気もするが、中々好印象。変な中傷も増えるだろうが、これからも頑張って欲しい(参考:「日本人が優しすぎるから」――ニコ動で“育つ”香港の歌姫 (1/3) - ITmedia News)
取り敢ず、これ以上は東方から外れるのでここで締める。
全然関係ないが、神主スレでネトスタ放送5分前にIDzunが出たことは早苗さんの奇跡だと思はれる*5